大江戸妖怪かわら版
天空の竜宮城




舞台を「天空の竜宮城」にしようとは、早く決まっていた。担当さんの喰い付きも良かった(笑)。

その担当さんのお気に入り。天空人魚の伊吹さん。具体的にどこがどう気に入ったのか、未だによくわからないが(笑)


昼行灯の裏の顔は、凄腕の武人。

モデルは、中村主水!? いいえ、それは……


リコピン、じゃなくて、ピコリン!(リコピンはトマトに多い栄養素)


ピコリンとは、漫画「ベルセルク」(白泉社)の登場人物、セルピコである(チャット仲間が、こう呼んでいた/笑)。
女主人ファルネーゼに仕える騎士セルピコは、とぼけた優男だけど本当は凄腕の剣士。
この、普段は飄々としているけど、いざとなったら冷徹な剣士ってのが良かった。「神守り」は、これでいこうと思った。といっても、 伊吹さんが「昼行灯だけど裏は武人」っていうのは、ピコリンの真似じゃないのだ。ピコリンをモデルにしたのは、外見的イメージである。


物語前半の「桜の森の水鳥事件」は、もりもと祟著「大江戸綺人譚」(小池書院)の中のエピソードにヒントを貰った(この本、面白かったよ〜〜〜!)

太腿もあらわに酒の呑み合戦。蘭秋太夫の艶姿を、とくと想像あれ。
桜の花霞にけむる大江戸は、さぞかし美しいだろうなぁ〜。日本人は、やっぱり桜だよ。


蘭秋と百雷の「恋の行方(笑)」だが、担当さんはどうも「蘭秋の一方的な片思いで、百雷はなんとも思っていない」というのを押しているが、


そういう「決め付け」は良くありません。萌えの隙間は作っておかねば!(大笑)


ということで、「どうにでもとれる」ように書いておいた (≧з≦)ぷぷぷー!


まだまだ、だな。担当さん(笑)。



天空の竜宮城のイメージは、好きな人にはわかると思うけど、ルネ・マグリットの絵画である(大岩が浮かんでいるやつね)。
あと、イラストレーターの草薙氏の画集に載っていた、ファンタジーゲーム(全くわからん)の背景で、狭い山の上にある遺跡の絵とかがもとになっている。


そして、神の象がいる天空の湖は……とあるアーティストの作品からとったもので……え〜と……名前を忘れたが。
東京で展覧会が開催されていて見に行ったのだ。大きな薄い布に描かれた、まるで写真のような絵で、象と子どもを描いたものが多かった。 あと、女と豹とか、女と鷹とか。
これを見た時から、「ファンム・アレースか大江戸で使おう」と思っていた(笑)。神秘的で美しいイメージだから、ファンムでも使うかも(笑)。



さて、物語の終わりで上様がチラリと出てくるので、担当さんは「次は上様が出てくるのですか」と言ったが、どうだろう?
担当さんは「水野様の動向も気になるし、雀が大浪花に行くのもいいですね」と言う。はてさて。




裏漫画。

うさ屋の二階にて。
雀たちが話している最中、 放されている「紫」に懐かれる鬼火の旦那。




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