妖怪アパートの幽雅な日常 8







力が入っている。



力が入っているわ!!



ものすごく力が入っているわ! 編集部の!!o(≧▽≦)o



いや〜〜〜……。編集部にあんなに誉められるとは思わなかった。
今までとは「異色の展開」が、よほど意外だったのだろうか。私としては、アクションはさほど「意外」ではないのだが。

確かに、ちょっと映画っぽいかも(手前味噌)。犯人たちのキャラはうまく作れたと思う。



さて。


7巻の終わりのツリークライミングデート(笑)で、「大学に行きたい」と告白した夕士。
「そうか」と大らかに受け止めた長谷は……いい男だ(笑)←ここにどうしても(笑)を付けたくなるな(笑)

だが、長谷の出番はこれぐらい(笑)。(笑)が多いな

8巻はもう、全編千晶先生と夕士の絡み、絡み、絡み(絡みっていうな!)である。
長谷ファンには申し訳ないが、今回の物語では、夕士の相手は長谷では いけないのである。千晶先生でなければならないのだ。
これは、10巻への布石でもある。7巻で「人間」としての壁を越えた夕士は、8巻で「魔道士」としての自分の壁を越える。これが10巻での夕士の心境に つながってゆくのだ。(……といいなぁ)

「長谷がんばれ」とのエールをありがとう(笑)
巻を追うごとに、なぜかヘタレキャラになってゆく(そして出番も減ってゆく)長谷を、歯噛みしながら見守っているファンもいるだろう。
もうちょっとの辛抱だよ。もうちょっと。10巻には見せ場があるから。……きっと。


というわけで、遠足での千晶先生のファッションは「西陣」。

こんな先生がいたら、学校の遠足もさぞ楽しいだろう。くそぅ。

千晶先生のお弁当「ピタサンド」を作ったのは、裏サイトのゲストなら知っているであろう、クラブ「エヴァートン」のシェフである。

夕士のお弁当「ボリューム120%牛肉飯おかかサンド」は、私が昔からよく作る弁当で、父直伝。メッチャうまいので、ぜひ作ってみてくれ。 メッチャうまいけど、作り方はメッチャ簡単だから。


青木先生再登場。
青木先生にからめて「今どきの禁煙運動」について書けたのは良かった。ちょっとスッキリ。

今どきの禁煙運動に断固反対する!!(`へ´)



バイト先のおっさんたちに愛される夕士。おっさんキラーだな(笑)。
本人も実は「年上の男」が好き。これは、父親を亡くしたことによるファザ・コンだろう。

自分が不幸なことを自分のアイデンティティーにしてしまっている奴ら……。私の知り合いに実際にいた奴らをモデルさせていただいた。ごっちゃんです。
モデルにさせていただいたが、いまだに理解できん。自分の不幸を嘆くのは仕方ないにしても、なぜなんの関係もない他人に対して「どうせ俺たちのことを 蔑んでいるんだろう」とか「俺たちは(苦労している分)お前らよりえらいんだよ」みたいな考え方をするのか??? まったく理解できん!!

お前らは、一生そうやって不幸に浸っていやがれ!!(`皿´)##




世界は、今一番輝いているように思えた……という夕士に大事件が起きる。



犯人たちと千晶先生、夕士とのやりとりや展開が「まるで映画のようだ」と言ってもらえた (*^o^*)
ページをめくる手が震えた、とか。手に汗にぎった……とか!


でも、一番手に汗にぎったのは……



血まみれの千晶先生よね!!(≧▽≦)b



顔を殴られ、左胸から左腕にかけて斬られて、右顔面を壁に叩きつけられ、左腕をひねり上げられて背中を踏みつけられ…… はぁはぁ……



本当は…………




もっとヒドイ目にあってる設定もあったんだけど、それはここですら(とても)書けません! o(≧∀≦)o
こういう「裏の裏」設定というのも、私の設定には山ほどある(笑)




自分が囮になって夕士たちを逃がす千晶先生。

助けに戻る夕士。


「あんたを置いては行かない!」




正直に言おう。



萌え〜〜〜!!!!(大笑)




いやしかし!

別に萌えを書こうと思って書いたんじゃないよ!? それは言っておく。うむ。 こういうシチュは、どんな作品でも萌えるよなぁ、という話である。


修羅場慣れしている千晶先生。
まり子さんが推理した通り、千晶先生は教師になる以前、大変な遊び人だった頃に仲間たちといろんな事件に巻き込まれた。 その中には、深刻な事件もいくつかあり、 千晶先生の「身体中の傷跡」はその時のもの。それでなくても千晶先生は、頭より先に身体が動く人なのである。
よく「酔っ払いは足を骨折していても平気で歩く」と言われるが、千晶先生はまさにこのタイプで、いったん脳内でアドレナリンが出だすと大量に出る人らしく、 足や腕を骨折していても平気で、結果大ケガにしてしまう。そのへんのエピソードのひとつを、10巻あたりで出せるかも……。

また、千晶先生はじめ仲間たちはみんな、銃や刀剣の扱いに慣れている。それは、海外へ行ってよく銃を撃ったとか、居合いやフェンシングをやっているとか、 そういう環境で過ごしてきたからである。



今回、がんばった「姦し娘」。

田代ちゃんは人気者。長谷研名誉顧問様もお気に入りである(笑)。

まったくもって、この姦し娘たちのように、何事も前向きに、エネルギッシュに、脳天気に生きたいものである。人生は、そうした者の勝ちである。

異様な状況に置かれても、「恐くないわけない」けれど歯をくいしばって頑張る。
この前向きさが、困難な状況を打破する力となるのだ。どんなケースでも!

田代ちゃんたちは、後ろ向きに考えることなどない。誰かの悪口や文句などを「匿名で」言うことなどない。
日常のあらゆることに楽しみをみつけ、毎日が楽しくて仕方がない。ネットや携帯も好きだが、仲間同士でのおしゃべりも大好きである。
手を取り合って いろんなところへ遊びに行く。自分の遊ぶ金は自分で稼ぐ。だから毎日がとても忙しい。勉強するヒマがないほど(笑)

だからといって、彼女たちは「悲しむこと」や「苦しむこと」などないのか?

そんなわけないだろう。

千晶先生の言うように、悲しいことはちゃんと悲しみ、苦しいことはちゃんと苦しむ。田代ちゃんたちは、きっとそうしている。
青臭いイタイガキたちは、この「ちゃんと」という部分を勘違いし、恨み、ねたみ、いつまでも引きずり、同じところをグルグルしているだけだが、田代ちゃんたちは、 悲しい時は思いきり泣いて、カラオケを歌って忘れるとか、苦しいことは日記にそっと書いて胸の奥へしまっておくとか、上手に付き合っているに違いない。

自分の「秘密の部分をうまく隠す」「秘密の部分を作っておく」

これも、深みのある人間になる秘訣である。

なんでもかんでもブログに晒しゃいいってもんじゃないんだ。 だから「脳みそ」や「内臓」まで晒していることにも気づかないんだよ!




ついに本誌登場カオルちゃん!!
(≧▽≦)b

そしてマサムネさん!!

感慨深い…………いや、登場したからどうだってこたないんだけど(笑)

このサイトでの二人の素顔は置いといて(笑)、本誌では二人の「カッコよさ」は伝わったかなぁ。

イベントで販売したコピ本「千晶先生と幽雅な人々」の中では、マサムネさんたちの少し詳しいプロフィールが紹介されているが、サイトでも 千晶先生の仲間たちの詳しいプロフィールをあげてみるか。

あ、あと、ちょっと出てきた千晶先生の「お兄さん」は、千晶家の長男メグミさんである。
千晶先生が「人様には言えない仕事」と言ったのはギャンブラーのことで、メグミさんはラスベガスでプロのギャンブラーとして食っている。
千晶家は男三兄弟で、長男メグミと次男ヒロミ、三男ナオミ。次男のヒロミさんは実業家。自分の仲間たちで会社を立ち上げていて、千晶父の仕事( パチンコの開発製造)関連の仕事をしている。



自分の秘密を外部の人間に打ち明けた夕士。それが千晶先生だったのは、きっと運命。
自分の運命を受け止めてもらえて、夕士は一段と成長する。



普通の人間としても、魔道士としても成長した夕士は、長谷とともにさらなる「運命の時」を迎えることになる……



その前に。


8巻と10巻が重いので、9巻はワンクッション置きたいと思う。
「出せ」とリクの多い神谷さんとか、田代ちゃんとかの今とか進路とかはどうなのかとかを書きたい。


それと、文化祭!!! o(≧∀≦)o …………どっしよっかな〜〜〜。うひひひひひ♪


やっぱり「男子ウエイター喫茶」かなあ。千晶先生がオーナーで!(爆笑)




         
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