最近・・・





・・・感動したこと   全国高校ウォーターボーイズ選手権 (フジテレビ放送)




うわ〜〜〜、も〜〜〜、なんというか〜〜〜〜〜




青・・・春・・・っっ!!!



としか言いようのない、すべてのものがつまっていたなぁ。当然だが。



ドラマ「ウォーターボーイズ」が青春ドラマ界を席巻し、その新しいタイプのスポ根にハマった人が かなり多かったようだ(ものすげーお気に入りだったワンピ作家さんが、 ウォーターボーイズに流れていってしまった……号泣)。

私もドラマは見ていないが、ドラマの中で実際に演じられたシンクロのドキュメンタリーは見た。
全員俳優なのに、まるっきり実際の高校生となって演技に打ち込む姿には、いかなる脚本も演出も 及ばないドラマがあった。それはもう、ひたすら純粋に胸を打ったものだ。世間の人々は、そういうものに 飢えていたのだろうか。



今回の大会に集った高校生たちにも、脚本家まっ青のドラマが、ホントに〜〜〜?! というぐらい(笑) つまっていた。


名門水泳部のスパルタ鬼コーチ。弱小チームの成長。リーダーの苦悩。
母を亡くしたチームメイトと落ちこぼれたちの根性と友情。
勉強と両立しながら、高校最後の夏に賭けた青春。
それらをすべて越えて挑む本番!! もう、涙! 涙!! である。
どれもこれも、ウソっぽいほどドラマチック(笑)!!

でも、本当のことなんだよなあ。まさに、事実は小説より奇なりなのだ!

たとえ、できすぎてちょっと笑っちゃう部分はあっても(まあ、そういう事情のあるチームを 選りすぐってきているんだろう)、ホントのことなんだからしょーがない。 ここは素直に感動しよう!


ああっ、キラキラしてる! キラキラしているわ!! 水泳部員たちの鍛え上げられたボディ! (中にはそうでない子もいたけど、それはご愛嬌)
このボディと水泳パンツ姿にクラクラきた”おねーさま方”は、相当数いたものと 思われる(爆笑)

それぞれのチームの選曲や演技の独創性と創造性には驚愕する。計算され尽くした素晴らしい演技! 子どもってここまでやれるんだと、鳥肌が立つ。(やはり、派手なテクニックオンリーよりも、 音楽と演技の統一性や構成力がモノをいうようだ)

選手を応援する人々。演技をしている間中泣いているマネージャー。心配そうに見守る顧問の教師。
成功して流す涙。失敗して流す涙。
勝って泣く。負けて泣く。すべてが素晴らしい!
テレビ画面に向って「よくやった」とか「大丈夫だよぅ、心配ないよぅ」なんて話し掛ける自分がいる。 もう感情移入しまくり(笑)! ああ、燃焼し尽くす青春!!


フラフラとあてどなく街をさまよい、「なんか面白いことない?」とほざきながら、盗みや薬やネットや 売春にしかひたれないガキどもよ!
ウォーターボーイズが使ったプールの水でも飲ませてもらったらどうかね?

全身全霊で何かに打ち込む姿を「恥かしい」とか「ダサい」とか「暑苦しい」とウソぶくのを


クールだなんて思ったら大間違いだぞ!!


必死になれるものがあるのは幸せだ。
それは自分を、高みへ高みへと押し上げてくれる(たとえそれがアニメやアダルトビデオの世界でも/笑。 言っておくが「必死になる」のと「のめり込む」とは別だからな)。

人生にそういうものがあるのとないのとでは、きっといろいろ違ってくるのではないだろうか。
もちろん、何かに打ち込んだ反動でダメになる例もあるだろうが(燃え尽き症候群とか)。

世間を斜めからしか見られず、暗い後ろ向きなことしかできないくせに、文句だけは一人前の乳くさい 連中に比べれば(あえてどんな奴らとは言わないが)、はるかにりっぱな 「大人」へとステップアップしていきそうである。



「ステップアップ」……これは重要なキーワードだ。



ウォーターボーイズ選手権を見ていると、何かをやり遂げようとあがき、もがき、泣き、笑う子どもたち 全員が、大人への見えないステップを踏みしめて、高みへ高みへと登って行っている。

そういう気がするのだ(希望も含めて)。





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