最近・・・



見たアニメ「鋼の錬金術師」第2話(TBS土曜日午後6時〜)

   この作品のアニメ化には、大いなる不安を抱いていた。
   が、心配されていた声優とか(とんでもない話題性だけのド素人をもってくるんじゃ ないかとか)、作画や設定が原作と違っていたり(よりアホ視聴者どもにアッピールするように 型にはめたものになってたりとか)、そういうことは今のところなさそうなので、そういう点では ちょっとホッとしている。
   しか〜し。
   アニメ化が早すぎたことは否めないので、第1話から早くもオリジナルな展開が ちらほら混じっている。ゆえに、ちょっとリズムが悪い。どうしても「間延び」する。
   間延びするとどうなるか? カタルシスが薄められてしまう……のである。
   第2話では、インチキ司祭を追いつめたエドの怒りが頂点をむかえるシーンで、 「ここまできて、オチがそれかよ〜〜〜おおお!!!」(でかい石の手がドーンと落ちる)という エドのカタルシスが、まったく感じられなかった。その前までの演出がタルくて、この 頂点までの「駆け上がり方」が足りず、よって飛距離も出ずジャンプは失敗と……まさにそんな印象だ。
   さらに私が恐れていることは、「妙に暗くされては困る」ことである。
   ねこやなぎさんが「今週のアニ鋼」でEDのエドのことを 語っている。「神妙な顔が似合わない」と。
   確かに作品の内容は重いテーマを扱ってはいるものの、登場人物たちは皆根の明るい 強いキャラばかりで、決して暗くないのである。
   それを、「思春期の子ども」とか「青春」とか「苦悩」とか「悲劇」とか、 わかりやす〜い枠組みでくくって、わかりやす〜い表現で表現してもらいたくない。
   重い宿命を背負っている健気な悲劇の少年……だからといって、暗く 「しとけばいい」または、暗く「せねばならない」。こんな単純な考えは断固としてやめてくれよ! 




見たテレビドラマ「スタートレックシリーズ エンタープライズ”予期せぬ侵入者”」(関西テレビ 火曜日深夜1時半〜)

   シリーズが始まってまだ間もない「エンプラ」。各キャラたちもそれほど馴染んでない。
   今のところ一番私の心をつかんでいるのは、艦長の飼い犬かな(笑)。

   今回、機関主任が異星人の子どもをウッカリ妊娠してしまい(機関主任は男。その 異星人は男が妊娠する種族)、本人は大慌て、艦長は大笑い、冷徹なヴァルカン人の科学主任には 大顰蹙のドタバタが面白かった。
   手首に乳首ができるは、胚が着床した場所(わき腹)はふくらんでくるは、まったく そうと知らず妊娠してしまって大迷惑している機関主任だが、まさに妊婦のようにマタニティブルーには なるし食欲は出るし…………
   この展開には萌えてしまった(爆)。
   おそらく世界中の腐女子が萌えたことと思われる(大笑)。
   いろいろなところに転用できそうな……げふんゴホン
   ラストで、ヴァルカン人科学主任が冷た〜く「喜んで下さい。調べてみましたが、 歴史上男性で妊娠したのは、あなたが最初です」と言うと、「歴史の本に載れるなんて夢みたいだ」 と返す。こういうオシャレなやりとりが、日本のドラマにも欲しいところだ。
   そして、ここでホログラムが初登場!! なのネ。スタートレックの補足は こちら




大笑いしたこと「サークルにて」(まだ地球人に化けきれていない知り合いの宇宙人)

   日本最大のブナの原生林があることで世界遺産にも登録されている「白神山地」 のことを話した時、知人が「誰、それ?」とほざいた。どうやら 「白神山地」を知らず「白神さん」と勘違いしたらしい。
   「どこ?」とか「何それ?」ならまだしも、「誰?」と きかれるとは思わなかった。
   地球人に化けたいなら、もっと一般常識を勉強しておけ!





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