最近・・・



読んだ漫画「アクメツ」(田畑由秋/余湖裕輝 秋田書店)

   前々から表紙を見てちょっと気になってた漫画。私のこのテの勘はよく当たるのだが、 ねこやなぎさんにも薦められたので読んでみた。
   日本中の悪という悪を、文字通り端から「ぶっ殺し」てゆくダークヒーロー(?) アクメツ。その正体は一人の高校生なのだが、まだ3巻目なので何が何やらよくわからない。でも、 大殺戮のわりには軽〜いノリなのがいい。「殺戮大好き」なねこやなぎさんが、いかにも好きそうな作品 (笑)。
   政界、財界、警察などに巣食う悪どもに浴びせる暴論は、暴論だけど「その通りだ!」 と激しくうなずきたくなるのは何故(笑)? 
   権力や金の亡者を容赦なく「ぶっ殺す」アクメツを「いいぞ! 殺れ殺れ!!」と 応援したくなるのは何故(笑)?
   それだけ今の日本が行き詰まっている証拠なのだろうか?
   3巻の「プロジェクトX」のパロには笑った!




読んだ漫画「昆虫稼業」(秋山亜由子 青林工藝舎)

   傑作「虫けら様」に続く、秋山ワールド第二弾。
   「虫けら様」を書店でみかけた時に感じた私の勘は正しかった。なんという 不思議な世界観。これぞファンタジー! これぞメルヘン! 虫に注ぐ限りない愛情が胸を打つ。
   虫たちの霊場参りを描いた「おまけ」のイラストがあまりにも素晴らしくて、 思わず切り取って表装して壁に飾ったくらいだ。本書はその続編というか、第二集である。
   著者の秋山氏は、さすがに業界では注目されていて「蟲愛ずる姫」 (ナウシカのパロ?)というタイトルで特集記事が組まれたりしていた。続編を続々希望!




読んだ漫画「ワンピース」30巻(尾田栄一郎 集英社)

   全編ゾロの見せ場見せ場、見せ場の連続のゾロ祭りの29巻(笑)だったが、 30巻最大の見せ場は、やはり1Pまるまるの「エネルのビビリ顔」だろう(大笑)。WJを 立ち読みしていて、コンビニで吹き出した人が何人いたことか。
   それに、やはりカッコいいサンジくん。半年のブランクを埋めてあまりある男っぷり (それでもサンジスキーさんは不服だったらしいが)。
   「いいか、ウソップ。俺は、ナミさんのためならお前が死んでもかまわない」は、30巻一番の名セリフ (笑)。早く平田声で聞きたいものだ。




読んだ文庫本「超 こわい話В」(平山夢明 編 竹書房文庫)

   あの「超こわい話」が再び復活!!!
   書店で偶然1巻を見た時は仰天した(本書は第2巻目) 。まったく嬉しい再会であった。
   しかも、前々作(前作は前々作のダイジェスト版)に劣らぬ……いや、より グレードアップした「怖さ」満載だ! うわわわわぁ〜〜〜、怖い!! 暗い!! イタイ!!  本が重いのは上質紙を使っているからだけではないぞ〜〜〜(笑)!!
   さらには「超こわい話」のHPのアドレスが紹介されていて、そこで新刊情報などを 知ることができるうえ、この本に関わっている人たちの個人HPへ飛ぶこともできた。

   そのなかの、編者の平山氏のHPの「日記」が、一番恐ろしかった…………(怖泣)




見た映画「英雄〜HERO〜」(ジェット・リー主演)

   髪が風になびきすぎ。衣装も風になびきすぎ。演出、タメすぎ。
   いろいろと、すぎた作品だった(笑)。




見た映画「パイレーツ・オブー・カリビアン」(ジョニー・デップ主演)

   ジョニーが好演。あんな役をやらせれば世界一(笑)。
   吹き替え版でジョニーを担当したのが、平田広明氏。……まンま、サンジくんで あった(大笑)。
   字幕を担当したのが、大ベテランの戸田奈津子氏。……あいかわらず「ヘタクソ」 である。
   映画会社も、いいかげん彼女を使うのはやめたらどうだね?  世の中は、もう「ベテランだから」だけで通用する時代じゃないだろう?!





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