最近・・・



・・・読んだ漫画 「サッカーおばかさん」カトリーヌあやこ著 新書館



06年ワールドカップも終盤の今日この頃。
スポーツ観戦はしないがスポーツニュースは大好きな私は、ワールドカップ関連のニュースに注目している。

そんな折に見つけたのがこの漫画。

サッカー「乙女」による「激似イラスト」のサッカーエッセイ・コメディ。

なぜ読もうと思ったかというと、裏表紙の文句に惹かれたから。


1、サッカーに詳しくない人へ
2、カッコイイおとこに興味がある人へ。


はい、その通りデス(≧▽≦)b!!

本誌に登場する選手は、サッカーに詳しくない私でも聞いたことがあるようなメジャーな選手ばかり。しかも「イイ男」揃い。
また、著者のカトリーヌあやこは、「キッチリ描写するギャク」タイプ。私はこのタイプのギャグ作品が好きである(吉田戦車や中川いさみのような「ダレ絵」も、 アレはアレで味だけども)。
なので、表現が面白いのに作者自身が「美形大好き」なので、ページをめくってもめくっても美形のオンパレード♪(≧∀≦)
そして何よりも(何よりもなのか!)ヨコシマ目線が入っているのがイイ!(爆笑)


すべからくスポーツというものは、身体と身体、心と心のぶつかり合い。
そこに「ヨコシマ目線」が入るのは当然であろう(そうなのか)。

特にサッカーは、熱い抱擁、ほっぺにチュウは、当たり前の世界。
本誌でも、いい男たちのハグ! ハグ!! ハグ!!! Kiss! Kiss!! Kiss!!! の嵐(大笑)


あんまりスゴイんで再現してみた





なお、私は似顔絵は描けないので私の作品のキャラで代役させていただきます(笑)
イラストは代役だけど、本人らは本当にヤってますから! 目撃証言やニュースに証拠映像アリ。








ちょっとどころか、だいぶヨコシマ目線が入ってる作者の、お気に入りの選手紹介がとても楽しい。

イングランド代表の、日本でも超有名選手ディヴィッド・ベッカムとマイケル・オーウェンの二人を、ゲイ映画の「モーリス」や「アナザー・カントリー」に 置き換えてみたり。

そして
「こんなことばっかり描いていると、いつかセルジオ越後に殺される!」と言ってみたり(爆笑)





本誌は現在2巻まで出ているが、選手紹介を素直に描いた青表紙の1巻の方が好きだ(黄表紙の2巻目は、パロディ度が高い)。

でも2巻目の、ブラジル代表ロナウジーニョ(テクはすごいが顔のインパクトもスゴイあの人)が、自分を指して

「ちょっと! 誰が『デスノート』の死神(リュークの事ネ)に似てるですって―――!!」

と言うのに爆笑したわ。



選手同士で「熱愛?!」「結婚か?!」とかいう話が、真面目な「サッカー本」や 新聞に記事としてに載るってんだから!  サッカーファンって何を考えてんの?!(大笑)





野球ファンなどに比べると、サッカーファンはぴょんぴょん飛び跳ねている感じがする(笑)

作者も、自分を含めそして選手を含め、サッカーファンみんなを「おばかさん」と表現しているが、私も読んでいて「みんな楽しそうだなぁ」と思ったし、 日本でJリーグが始まった年、サッカー場を埋め尽くしたサッカーファンがフラッグを振りまくっている映像をニュースで見て、
「あそこに混じりたい……」
と思ったことを、思い出したヨ(笑)



「35分の1スケールの迷宮物語」でも書いたが、やはり「マニア」の話は面白い。

細かいところはわからなくても、その「熱い、深い語り」が、その人の「個性」を、「世界の広さ」を感じさせる。


何を読んでも見ても、通り一遍等な読み方見方しかできない奴らは不幸だよ


勝った負けたしか言えない奴に比べれば、ヨコシマだろうとサッカーを100倍楽しめれば、そいつの 勝ちだ!!!


吐血注意!

似合うので、とりあえずこのお二人さんに代役させてますが、こんな濃ゆいキスをしているのは、あくまでも マラドーナとカニーヒアなので。お間違えなく(笑)。

しかし、ほっぺにチュウならまだしも、ピッチの上で堂々とディープ・キスをかますとは……サッカー選手って……





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