最近(08年12月24日頃)・・・



・・・見たDVD 「殴者(なぐりもの)」メディアファクトリー



主演、玉木宏、陣内孝則、氷川あさみ

とある筋(笑)から 大プッシュされた作品。


YE━━━━━━ d(゚∀゚)b ━━━━━━S!!


物語は明治のはじめ。金をかけて男たちを戦わせる”地下賭博闘拳試合”を仕切るヤクザ「雷一家」。その親分、ピストル愛次郎 (陣内孝則)の「影」として、さまざまな仕切りをこなす暗雷(玉木宏)。 暗雷は、幼い頃愛次郎に親を殺され、以来愛次郎に育てられてきた。
闇試合を軸に、雷一家と敵対する蟷螂一家との縄張り争いを潜り抜け、自分と同じ境遇の遊女、月音(氷川あさみ) とともに生きようとする暗雷を描く。

闘拳試合をする「殴者」たちには、桜庭和志やヴァンダレイ・シウバなど、本物のファイターが参加。彼らによる本当の 殴り合いが、この作品の「売り」らしい。



そんなことはどうでもよくて




素晴らしい……すンばらしい作品だ!!(≧▽≦)b


なんて奥の深い(=妄想の余地のある)物語なんだ!!
(←これが「素晴らしい」の基準)


とにかく……とにかく玉木宏が最初から最後まで、キレ―――ェエェエ! そりゃもう、唯一の女性、氷川あさみよりも! これ、絶対 撮影現場にいた全員が思っていたはず! だって、その他の男って、ストーリー上全員が熊とか闘犬みたいな「むくつけきヤローども」 ばっかりなんだもん!! 玉様の美しさが、際立つのなんのって!!



監督が、どういうつもりでこれを作ったのか……それすらも「奥が深い」




エート……?



BLデスカ (゜▽ ゜)?(大喜)

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ


格闘シーン以外は、ヤクザ好きBL作家がいかにも描きそうな設定だらけじゃん!!(BL作家にはヤクザ好きが多い)
暗雷(玉様)に、手下の一人が
「みんながお前のこと、親分のなんて言ってるか知ってるか?」
と言った時、

情人イロ」!!!!!

と思った! マジで思った! 間違いないと思った!! 答えは「影」だったけど、それすらも「オブラートで包んだ 言い回し」に聞こえた! マジで聞こえた! 間違いなく聞こえた!


だって、それって「裏設定」でしょ!?

←都合により、千晶ちゃんでお送りしています




遊女月音が、初めて愛次郎に抱かれる時、襖一枚へだてて隣の部屋にいる玉様。

その時の顔ったら!!!


次は俺の番……

と考えているとしか思えん!! o(≧∀≦)o

その顔は、月音のことを心配してる顔でも、愛次郎を憎んでる顔でもないからね!! あんた、そんな顔 してね―――からね!! ど―――見たって、自分の身を心配してる顔だからね!!


→都合により、千晶ちゃんでお送りしています。


唯一の女性月音と、心を通わせながらも、ラブシーンが一度もない! ってことにも 転がりまくる!(最後に軽くキスするだけ。しかも月音から) 

「一緒に逃げよう」と言う月音に、無言で首を何度も振る暗雷。その様子が「イヤイヤ」をしている子どものようで、ごっつ 可愛い!! 「だってボクには愛次郎がいるもん」って言っているようで!!いるようでいるようで!!(ゴロゴロ)


手下の一人に、「なぜ親を殺した相手に仕えている?」と訊かれ、「側にいたいから」と答える暗雷。これは、月音のことを 言っているんだけども……愛次郎のことを言っているようにしか聞こえない!! だって、それって 「裏設定」でしょ!?


自分の親を殺した相手に、虐げられ、殴られ、蹴られしながらも仕え、最後に裏切り、女と逃げる。

そして、裏切られた愛次郎。女と逃げようとしている暗雷に


「俺を置いて行くのか!」って!!

「お前に殺されるのを待っていたのに」って!!



愛の告白デスカ――――――ッ!!
(ゴロゴロゴロゴロ……大量吐血)


この、男同士の「愛憎劇」……まるでチミノのよう!!
(マイケル・チミノ。男同士の愛憎劇を撮らせれば世界一。代表作『ディア・ハンター』)




初主演作品がコレって…………なんか、業界人が「玉木宏はコレ路線」って見ている感じがヒシヒシと。

まぁ、友人も言ったけど、あんな「無防備な顔」してちゃあねぇ。
なんかこう……嗜虐心を刺激されますわなぁ(笑)


←都合により、千晶ちゃんでお送りしています。



もう、私の好きなBL作家、石原理さんや西田東さん(どっちもヤクザ大好き)が、いかにも好んで描きそうな、 そういう意味では、まるっきりBL みたいな作品…………




ありがとうございます!!

ごっちゃんです!!! o(≧∀≦)o





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