・・・一気買いした漫画 「トッキュー」全20巻 小森陽一/久保ミツロウ 講談社
海上保安庁の潜水士が、海上保安庁の中でも救命のスペシャリスト集団「特殊救難隊(通称トッキュー)」を目指して頑張る、熱血青春モノ。
週刊少年マガジンで連載されていた。
この作品の、何が「プッシュ(笑)」されたのかといえば、男、男、男の現場で、命がけの仕事、憧れの先輩、ライバルの存在……
などなど。ま、萌え要素のオンパレードだということだね。 異様(笑)
とはいえ、そういう(兵悟の年下ワンコ攻めの真田先輩受けだな)ことは置いといて。
物語は純粋に面白い!!(≧▽≦)b
事件(主に海難救助)のシーンも迫力があって見ごたえ充分だし、訓練風景も面白い。宴会は「全員裸で」とか、退官する人は
裸にして海へ放り込むとか(男だけの職場って、ホント裸が好きだな)、署には、「男目当て」のイタズラ電話がかかってくるとか(男から/笑)、
日常のエピソードも全部面白い。
主人公の「熱血さ」も、私としてはギリギリOK。あの、ちょっと暑苦しすぎる裏には、父を亡くしたトラウマがある……という捻りも
効いてるね。 「目ェキラキラさせんじゃねぇ!」という、熱血というキャラを逆手にとった表現がしばしばあって、それが
兵悟の暑苦しさをギリギリのところで止めている、という気がする。
兵悟のライバル、メグルにも、真田先輩にも、ひょっとしてコイツとうまくいく? というような女性キャラはいるのだが、最後まで
「くっつく」気配もなかった。このことが、同人でも盛り上がった要因の一つだろうなぁ。ここが「サンデー」と「マガジン」
の違いか?(笑) |