ザ・とりまきズ（笑）    竜也兄の自称とりまきたち、その筆頭は５〜６人いる。 なかでもいつも一緒にいるのがこいつら。    左から、紅一点の平塚真、双子の弟清水風助、兄清水正風、そして川崎・・・ （川崎…名前あったっけ？？）、あと鹿島とか磐田という子がいる。いずれも竜也兄とは小学校からの 付き合いである。    真ちゃんは、当初ウェーブヘアの濃い顔だったが流華とかぶるため和風美人に変えた。 武道道場の娘で、自身も棒術の有段者である。あっさりと男らしい性格（笑）。よって竜也兄には、 男惚れしているのだ（大笑）。本人は、竜也兄のような鋭い男ではなく、もっとホンワカした優しげな男が 好みである。    清水兄の正風と川崎や鹿島や磐田はわりとふつうの学生で、 正風はサッカー、川崎や鹿島たちは柔道に空手と、ふだんはクラブ活動に勤しんでいる。 竜也兄のことは純粋に、その器のでかさや格の高さを尊敬し頼りにしている。この先、進学や就職で進む 道は違っていっても、この連中の関係は一生続いていくだろう。そこが「男の友情」のスゴイところで ある。    ちょっと曲者なのが、清水弟風助。ＵＦＯ研究会会長。いかにも胡散臭いクラブ名 通り、実際は何もしていないダベリング愛好会である。クラブ活動に興味のないの竜也兄や真たちのために 風助が隠れ蓑に作った。    頭はいいが人が悪く（笑）、とりまきの中でも一筋縄ではいかない奴ＮO.１ 。軟派男に見えて実は武道は凄腕で、プライベートで正風とともに習っている合気道では 「天才」といわれたが、技に歯止めをかけることができずに破門になった異色の経緯を持っている。 竜也兄が喧嘩で唯一かなわない相手。
			ザ・先生ズ    竜也兄の学校生活を描く以上、先生の存在は必須。この先生たちのキャラはすぐ できた。手前の三人右から、土方薫、田村伊織、玉井俊介。そして奥にいる のが、早乙女ちゃん。名前はまだない（笑）。    土方先生は数学教師。４０代前半。多分妻子あり。    竜也兄曰く「不真面目でスチャラカでヤクザ」な先生（笑）。 元ラガーマン。ああっ、タバコをくわえさせるのを忘れた〜！　人生の先輩としては、これほど頼りになる 大人はいないだろう。卒業しても土方先生を慕う生徒は大勢いる（主に、というか９割が男）。私の 中学二年、三年の時のＹ先生がモデル（でも教えてもらっていたことを忘れていてゴメンよ、Ｙ先生）。    田村先生は理科担任。ひょろりとしているが、合気道の先生でもある。物腰の上品な 優しいロマンスグレーの独身貴族。元医者で金持ち。女子生徒に人気がある。女子たちは、なぜか「伊織 先生」と名前で呼ぶ。    玉井先生は国語担任、こう見えて３０代半ば。独身っぽい。爽やかでスマートな 文学青年。本好きの女子には人気。    作る気はなかったけど、キャラデザインの段階で突然出来たのが「早乙女ちゃん」。 突然すぎて名前もない（笑）。こいつに関しては、まあ「見たまま」。わかる人にしかわからん仕組みに なっております。申し訳ない（笑）。    中学の教師のことを描くにあたり、教科担任制のこととかどうだったかなと思い出そう にもなかなか思い出せず、私の「記憶保存係」にヘルプを求めた。やはりものすごく忘れていた（笑）。 私の記憶保存係が中２の時に同じクラスメイトだったことも忘れていた（爆）。おかげでいろいろ参考に なった。ありがとう、私の記憶保存係（通称＝三本木くん）！！　あいかわらず、君はなんて物覚えが いいんだ。え、私が忘れすぎか？！    この先生たちは、物語を描きながらできたのでキャラデザインはあとになった。    キャラデザインもけっこうサクサクできた。ごくごく一部の人は「あれ？　これは ひょっとして・・・」と感じることと思うが、まあいいじゃないの（笑）。どうせ本編には出ない隠れ キャラなんだから（大笑）。