千晶先生の幽雅な日常 ・裏(笑)



土方先生は千晶先生の従兄。
家族以外で、千晶先生のことを「ナオミ」と名前で呼ぶのは土方先生ぐらい。

名前で呼び合う……萌え(笑)



土方先生は、月に一、二回千晶先生のマンションにやって来る。
たいていは金曜日の夜に待ち合わせて、食事をして酒を呑んで、プールバーとかで遊んで、
土方先生はそのまま、金曜、土曜、場合によっては日曜の夜も千晶先生のマンションに連泊する。
千晶先生のマンションで土方先生が何をしているかというと

「何もしない」ことが土方先生の一番の希望……だが

よく上院中学での仕事を持ち込んでいる。
土方先生にとって、千晶先生のマンションは
「静かに仕事に集中できる」場所であり
「一人になれる」場所であり(部屋の一つに篭ることができる)
「しゃべらなくていい」など、「何もしなくていい」場所なのである。

時間や他の人(妻と娘)を気にしなくて、好きな時に好きなことができる(それが仕事でも)
それが、土方先生にとって「癒し」らしい。

千晶先生にとっても、土方先生は「気にならない存在」。
一緒にいても、お互いが自然体で過ごせる。
二人は仲の良い兄弟のようなもの。
大学生の共同生活のような過ごし方をしている。

こんな感じ

土方先生は、一日中ずっーと資料を読んでいる。




なので……



一緒の布団にただ寝ているだけ〜〜〜!


と言っても、説得力ありませんね?!
(ハイ、ありません!!)




土方先生と千晶先生は、従兄同士で幼馴染。
小さな頃から、お互いの家に行き来してきた仲。
しかも千晶先生は、お兄ちゃんが二人いるにもかかわらず、土方先生にベッタリな子だった。
今もその延長上にいるお二人さんである。
千晶先生のお兄さんたちも、もうすっかり慣れきっていて(呆れていて)
「二人とも、もう30越えてんだから、いい加減いっしょに寝るのやめろよ」
と言うにとどまっている。





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