特によくある質問を抜粋したページ



157)妖アパのミュージカルはDVD化などしていないのでしょうか? Amazonで調べましたがヒットしなかったので教えてください。

妖アパのミュージカルを上演したのは、アマチュアの劇団なのだ。
なので、DVD化はされていないのである。商業目的じゃないからね。

私は、ミュージカル化の依頼が、アマチュア劇団からきたから許可したのだ。

商業ミュージカルには、これからも許可しないだろう。



165) 妖アパと地獄堂では、同じ地名などが出てきます。2つの作品は同じ時間軸なのですか?

それは、自由に想像してくれたまえ。



187)香月先生のサインがいつも欲しいと思うのですが・・・。長野に住んでいて何かの講演会があっても、遠いのであまり行けません・・・。長野のような田舎に先生が来ることはありますか??

依頼があって、スケジュールが合えば、どこへでも行くよ (=^▽^=)。



203)コミアパのオビに付いていたドラマCDについてです。
ドラマCD化っていうのは、先生自身がやってほしいと言って実現したんですか? それと、声優はまだ明らかになってませんが、先生の好みで決めたりするんですか? 凄くドラマCDが楽しみです(^ω^) とりあえず、これからも頑張って下さい。。新刊楽しみにしてますヽ(∀)ノ

「やって欲しい」と要望したわけではない。 深山さんも私も、アニメや声優の話題が好きだから、会うとどうしてもそういう話で盛り上がるわけだ。「画家はこの人一択で〜♪」とか、「古本屋は、この人かあの人か迷う〜♪」とか。
私も深山さんも、担当編集者さんに「だから、ドラマCD作ってね」というつもりで話すのではない。 ただただ、そういう話をするのが好きだから、喋っていたに過ぎないのだ。「ただ単に喋るだけ」が、楽しいのだよ、コレが〜(笑)

そもそも、140万部売れたからって、ハイ、じゃあ「ドラマCDですね、アニメですね」って、世の中そんなに甘くないのだよ(^^;) ドラマCDもアニメも映画も、やれたらいいけど、どうしてもやってくれ……とは思わない。いろいろあるからねぇ〜。

だが、やるからには「要望はめいっぱい出す!」ぞ!!

だって、私はもう「そういう立場」に立ってるもん。出世したものよぉ、ふぉっふぉっふぉ( ̄▽ ̄)



295) コミック版妖アパの3巻を友達に読んでもらったら「長谷の年ではまだバイクの二人乗りは出来ないはずじゃ・・・」と言われてしまいました。
自動車教習の本にも「大型・普通2輪免許をとって1年経過していないと二人乗りしてはいけない」「2輪免許がとれるのは16歳から」と書いてありました。 確かあの(長谷にプチがバレる)時は春休み中で、長谷は10月生まれ高1ですよね?
その場は「そこは・・・ホラ、フィクションだから!」で乗り切りましたが、あれからずっと気になっています。 ぜひ回答お願いします!

「フィクションでファンタジーだから」……という回答もあり。

長谷は、知っていて「法律違反をしている」という回答もある。
免許を取って1年の間に、長谷が夕士を乗せることなど、あまりない(長谷は夕士以外は乗せない)。 その時に見つかっても、罰金と減点だけじゃん……と思っている。長谷は、そういう奴。
また、道交法違反が家族に知られても、学校に知られても、家庭や学校での長谷の名誉や地位はゆるがない。長谷は、そういう奴。

そもそも、長谷は、違反を見つからない。 長谷は、そういう奴。

こういう「強運を身にまとっている」ような人間は、現実にもいる。

とはいえ、これは決して「法律違反を肯定しているわけではない」ということを明記しておく。 こう言わないと、必ずクレームをつけてくるバカが……いや、人がいるから面倒くさ……いや、念のため。



122) 先生は「自分の言いたいことを書いて、それが『説教臭い』とか『重い』と言われずに読者に伝わる秘訣」って何だと思いますか?
言われてるけど?(笑) 説教臭いって言われてますけど、何か(笑)

作者が何を書こうが、それをどう解釈するかは、120%読者次第だ。作者は何もできない。 どんな大作家であろうと、秘訣も何もない。

私の書いたことを素直に受け止め、「勇気づけられた」「もっと言ってくれ」「考え方が変わった」と言ってくれる読者もいれば、 「説教臭い」と嫌がる読者もいる。

だが、それが当然だ。両方の意見があるのが自然で健全なのである。

ただ、私としては説教臭いことを書いているつもりは全然ない……つまり、読者を「啓蒙しよう」とか全く思っていないので、 そういう「受け止め方」をしている人を見ると、さらにその人が、それを「嫌がっている」と、

勝手にそんな解釈して、勝手に不愉快になっているなんて……損な人だなぁ

と、思う。


素直に感動している人の方が、百倍幸せである。

人生は、そうあるべき。



108) コミック『地獄堂〜』のおまけに載っていたSS、三人悪の出会い編は、ポプラ社版地獄堂にあった前嶋先生の漫画がもとに なっているのですか?
……という「勘違い」をしている人が結構多くいるようなので、ここでも訂正しておく。

ポプラ社版「地獄堂〜」に載っていた、前嶋先生が描いたコマ漫画や解説の内容などは、すべて香月日輪の作、監修である。

勘違いしている人の中には、「前嶋先生の漫画を香月日輪がパクった」と言っている者もいるらしいが、大変恥ずかしい間違い なので、すぐにでも直すように。
ポプラ社版の前嶋先生のネタを講談社で香月日輪がパクったら、ヘタをすればポプラ社と講談社の間の裁判沙汰になる大問題 じゃないか。そんなこともわからんのか。全く(`д´)。

前嶋先生に描いていただいたコマ漫画だが、 ポプラ社版「地獄堂〜」は、もう入手できない本が多いので、その中に載っていたコマ漫画を見られないファンも出てくる。 だから、おまけSSとして発表することにしたのだ。



77) 実は私、前々からファンレターを出したいと思っているのですが。
出版社に直接手紙を渡した場合、そのまま香月さんに届くのか分からず出せずにいます。 どうすればよろしいのでしょうか?

出版社に「香月日輪」宛てで出してくれれば私のもとに届くぞ(b^-゜)。

少し時間がかかるが、担当編集者が私に転送してくれるのだ。安心してファンレターを出してくれ。待ってるぞ。
これまた時間がかかるが、返事を書くようにしている。返事を気長に待っててくれ。



73)「妖アパ」のドラマ化とか、あるんですか?
ない!! ……と、断言してもいいぐらい、可能性が低い。

そういう話が来ていないわけではないが、今のところ許可する気はない。
理由は、「ハードルが多すぎる」からだ。

「妖アパ」のドラマ化、実写化は、99%無い。残りの1%に、奇跡が起きることを祈る。



60) 作家朱川湊人さんの作品の中に、手首だけの幽霊で「るり子さん」というキャラが出てきます。
これはどうなんでしょう?

何か「問題」になる前に、担当さんに連絡を取って貰った。
結論から言うと、これは 単なる偶然 であった。どちら様も安心してほしい。

朱川さんの『本日サービスデー』という本の中の『あおぞら怪談』の中に、手だけの幽霊のるり子さんというキャラが出てきて、 料理をしてくれて、もじもじする……という表現まで同じらしいのだ。
出版は「妖アパ」の方が先であり、朱川さんも、読者のブログで「妖アパ」のことを知って困惑していたようだが、朱川さんちの 「るり子さん」の原型は、「てっちゃん」という漫画(腕だけのキャラが登場する)で、るり子という名前は、キャラが 娼婦であり、その「源氏名」だそうだ。
そう。私んちのるり子さんも「源氏名」なのである。これで名前が同じなのも納得がいく。 「手だけ」なので、もじもじ……という表現も同じになるだろう。料理に特化している……というもの「手だけ」からの発想なら 無理はない。

ということで、二人の「るり子さん」は、完全な、そしてそんなに不思議でもない偶然から生まれたのであった。



50) 地獄堂の続編(新作)は、講談社で出るのですか?
今のところ考えていないんだが、そのうち書きたくなるだろう、とは思う。

私の中では、地獄堂のラストがどうなるか決まっているので、いつかは書きたいと思う。



37) 作中に出てくる同人的要素は狙っているんですか?
同人的要素に限らず、「作者の意図」など、読者は知る必要はない。
それは、読者自身の世界をせばめることになるからだ。

読者は、作者が何を考えているのかなど考えず、自分の好きなように世界を展開していけばいいのである。 それこそが「読書の醍醐味」だろう!?

想像の幅をせばめてはいけない。タブーをもうけてはいけない。 行間を好きなように構築し、独自の世界を広げるのだ!



23) 小説家になりたいのですが、どうしたらなれますか? 先生はどうやって作家になったのですか?
私の場合、参考にはならないかも知れない。
私は、もともと小説家志望ではなかったからだ。たまたま書いた短編を、面白半分で懸賞に応募したら、編集者の目にとまったというわけだ。それからは トントン拍子でデビューしたので、私は小説家になるために何の勉強も努力もしていない。

小説家になるためには、自分の作品を直接出版社に持ち込むやり方と(ただし、無名の者の作品は、まともに扱ってもらえない可能性はある)、私のように 「懸賞に応募」するやり方がある。
大きな本屋に行けば、「公募ガイド」という雑誌がある。それを見れば、どこの出版社がどんな作品を公募しているかがわかるので、チャレンジしてみては いかがだろうか?



13) 作家になったきっかけは何?
直接のきっかけは、ポプラ社主催の「童話の海」という懸賞小説に応募したのがそうだが、私はもともと 漫画描きで、本当は漫画家になりたかった(なれるとは思っていなかったが)。過去に小説を書いたことは なく、自分に小説が書けるとは思ってもいなかったのだ。文章を書くのは得意だったが(散文とか詩とか)、 小説というものを書いたことは一度もなかった。
それが、ふとしたきっかけで小さくてもちゃんと「物語」になっているのができたので友人にみせた ところ、その友人が「どこかへ出してみたら?」と言ってくれたのだ。それが今にいたる「最初の一歩」で ある。



01) 香月日輪という名前はどうしてつけたの?
香月日輪は、もちろんペンネームである。
これは、とある「占い」からヒントを得た。その占いでは、私の「外面の守護星」は「太陽」で、私の 「内面の守護星」は「月」と出たのである。
もともと「太陽」も「月」も好きだったし、その占いにとても思い当たることがあったので、これを ペンネームに応用しようと考えた。
「香月」は「月」から「日輪」は「太陽」からつけたのだ。
とある人にみてもらうと「とてもいい名前である」と言われたので嬉しい♪









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